トップ 真空管プリアンプのシャ-シ

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製作途中の真空管プリアンプのシャーシ及び電源回り部品です。ジャンクとして出品します。オマケとして、各種真空管プリアンプの製作記事の切り抜きやコピーのファイルをお付けします。



(1)シャーシについて

以前に自作した真空管プリアンプが実家にあったので、これを解体し別の回路で製作するべくパーツ集めをしていました。しかし手術で製作を断念し、真空管プリ製作に興味のある方へ託したく思います。参考にしたプリアンプの回路は、電波技術1969年8月号に掲載の製作記事(西原弘泰氏)です。そのコピーをご参考までにお付けします。



・シャーシは左右チャンネルを上下に分割して干渉を避け、電源回りは配線済みですが無視して下さい。



。上部カバー及び下部カバーが付属します。正面パネルには、電源のスナップスイッチ、パイロットランプ、音量VR、高音VR(左右)、低音VR(左右)、バランスVR、左右の取っ手が付いています。なお、私はアナログプレーヤー専用としたため、切り替えスイッチは付いていません。



・電源トランスはプリアンプ用の山水PV-65()で、電磁シールド(?)がされています。付属の電源コードはコンセント着脱式です。使用真空管12AX7と12AU7は手持ちの品を10本程お付けしますが、動作の保証は出来ません。使用したボリュームは何れも未使用品で、金属削り出しのノブも未使用品です。



・各チャンネルの真空管3本は補助アルミ板に横付けし、この補助アルミ板を上下のシャーシ水平面に縦付けするようにしました。マッキントッシュC22を21台も試作された三浦軍志氏の考えに感化され、CR類はソケットのピンに直付けしました。しかし配線が混み入るので、平ラグ板にCR類を事前に配置するオーソドックスなスタイルにすれば良かったかも知れません。CR類をソケットから撤去すべきでしたが、面倒なので御容赦下さい。



(2)各種真空管プリアンプのファイルについて

真空管アンプの製作は70年代から80年代頃が最も盛んだったようで(あくまで私感です)、月刊誌の「無線と実験」、「ラジオ技術」、「電波技術」、「電波科学」、「初歩のラジオ」、「ラジオの製作」等に製作記事が溢れていました。ランダムに購読したこれらの雑誌から、真空管プリアンプに関連する記事の切り抜きやコピーを一冊にファイルしました。



筆者は藤本伸一氏、桝谷英哉氏、上杉佳郎氏、木元正文氏、佐藤進氏、森川忠勇氏、安斉勝太郎氏、氏家高明氏、藤井秀夫氏、新井晃氏、奥村正己氏、長真弓氏、小宮好勝氏、百瀬了介氏、新忠篤氏、辰口肇氏、石田春夫氏、田村耕一氏、徳久誠一氏、刀音精氏、鈴木博氏、白砂昌彦氏、西原弘泰氏、他にMJ読者(マランツ7のデッドコピー力作)、三栄無線等です。中でも桝谷英哉氏のクリスキット製作編と調整編や、氏家高明氏の芸術的配線のプリアンプとマランツ7の追試製作は非常に参考になるように思います。藤本伸一氏も、マランツ7のデッドコピーや簡略版を幾つか発表しておられます。これらの著者の記事をベースにした真空管プリアンプは、今でもオークションで良く見掛けますので、落札したアンプの修理にも役立つと思います。



(3)本品のシャーシを加工して、自分だけの真空管プリアンプを自作されたら如何でしょうか。なお、技術的なサポートも助言も全く出来ませんのでご了承下さい。ノークレーム・ノーリターンでお願いします。同日出品の品物の同時梱包は出来ません。また、評価の芳しくない方や入札履歴の少ない方は、当方の一存で取り消させていただくことがあります。

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